ガットの太さ(ゲージ)による違い

テニスのガットは形状も様々ですが太さもまたそれぞれ違います。

同じ商品であっても複数の太さを販売していたりするので今回は太さ(ゲージ)による違いをまとめていきます!

  • この記事のポイント
  • 太さによって何が変わるのか
  • 細いゲージの特徴
  • 太いゲージの特徴

 

太さによって何が変わるのか

ガットの太さによって変わるのは

  1. ボールとの接触面積の広さ
  2. ガットの摩擦力
  3. ボールの飛びやすさ

などです。

 

単純に太い方がガットの摩擦が強くて動きにくいのです。

 

太さでボール軌道から弾きの強さ、スピン量、打球感まで全く異なります。

細いゲージの特徴

  • よく飛ぶ
  • スピンもよくかかる
  • 耐久は下がる
  • 衝撃が強い

同一商品で太いものと比べてよく飛び、よくスピンがかかります!!

 

目が荒いことにより引っ掛かりやすいのと摩擦が少なくガットが動きやすいからですね

 

これだけ聞くと細い方が良いんじゃ?となりますが勿論切れやすかったり、細い分衝撃がダイレクトに手に伝わるので硬く感じたりするデメリットもあります。

 

細すぎると

  • 飛びすぎてコントロールが難しい場合がある
  • その分スピンをかけようと薄くあてるスイングになってしまう可能性

 

 

Sくん
1.05mmのガットを使ったときは打球が暴れてた
非常に細いゲージを使えば凄まじいボールの伸びと回転量を楽にだせますが暴発もがんがん出てきます
関連記事

    Sくん もはやハイパーGのインプレというより極細ゲージのインプレになってしまいそうなくらい、他に類をみない細さ これ張って大丈夫なの!?ってくらい目でみてわかるレベルで細い!!耐久は言わずもがなだが、[…]

ガットの動きすぎもあるけれど、細すぎてすぐ切れちゃう

太いゲージの特徴

  • 控えめに飛ぶ
  • スピンもかけにくい
  • 耐久は上がる
  • 感触はマイルド

太ゲージの特徴はシンプルに飛ばない、かからない、切れないとなります。

 

太い方がボールとの接触面積が広く、安定していてこぼれるような感触は少ない

 

デメリット多めな気もしますが考え方を変えれば

 

  • 飛ばしてくれるラケットと相性○
  • 目の粗いラケットとの相性も○
  • スイングスピードが早い人なら恩恵が得られる

一概に飛ばないことはデメリットとは言えないのです

 

個人的に太ゲージの好きな部分としてはホールド感が得られやすい、打球感がマイルドになる

 

この部分が好みに感じます。

 

Kさん
狙いにたいしてコントロールしたり、打球時の情報量はこちらの方が良

太さの基準

一般的に基準とされるのが1.25mmとなります。

 

ただポリではの話でナイロン系は1.30mmを基準とされることが多いです。

 

ナイロン系の1.25mmは飛びすぎるというよりは耐久性が低くなりすぎるのでコスト的な面での1.30mmなのかなと感じます。

 

Sくん
飛ばないラケット、薄ラケなんかには細ゲージで飛びを足してあげると吉
Kさん
逆に厚ラケ、デカラケなんかは太ゲージで打球感と飛びを抑えることに重きをおきたい
ガットを張るうえでかかせない要素として太さ、テンション、組み合わせというポイントがあります。
特に同じものを張っていても太さやテンションが与える影響はかなり大きいので知っていて損はないです。
関連記事

現役コーチが選ぶお勧めのガットまとめ   ガットを張る際にテンションはどうしますか?と聞かれて分からないのでお任せで、と頼んでる方は少なくないはずです。   今回はそんな方向けにテンションとはどの[…]

最新情報をチェックしよう!
>

テニスギア好きがいきすぎて使用感を記録しています! ガットを中心にまとめていますがラケットやその他のものも使う機会があれば記事にしていきます!