[テニス初心者向け]1人でもできるボレーの練習方法

・ボレーって上手くあたんないし難しい

・練習したいけど相手に迷惑かけるから、、、

・ダブルスの時前にいるとなにも出来ない、、、

こんな悩みを解決します。

✅この記事のポイント

1、ボレーのポイント3選

2、1人でもできるボレー練習

3、初心者向けダブルスでのボレーの考え方

 

コーチング歴10年の現役テニスコーチが解説していきます。

 

なお、今回は自分1人でも意識できるポイントや方法なので細かいフォームや身体の使い方はスクールのコーチなどにしっかり習ってください。

ボレーのポイント3選

  1. 握りは必ずコンチネンタルグリップ
  2. 形から入りすぎない
  3. ボールの軌道上にラケットをセット

 

握りは必ずコンチネンタルグリップ

これができてボレーのスタート地点です。

よくコンチネンタルグリップは難しいからストロークの握りのままやっちゃえ!って方をみかけますが

この握り方でないと困ることが多々でてきますので必ず矯正しましょう。

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形から入りすぎない

身体は横向きで、打点は前で、脚を1、2で出す…

間違ってはいないです、しかしそれは手段に過ぎずボレーが上手くできていない段階ではラケットワーク以外のポイントを意識するのは難しいです。

まずはボールコントロール能力を磨く練習から始めましょう。

 

ボールの軌道上にラケットをセット

ボレーで大切なのはボールを打ちにいくことよりもボールを待ってあげることです。

相手の打球の軌道をイメージし、その軌道上にラケットをセットし待ってあげましょう。

飛ばしたいからとむやみやたらにラケット振り回すのではなくまずは芯でしっかりと捉えることを意識します。

1人でもできるボレー練習

コンチネンタルグリップに慣れる

  1. 上つき表面&裏面を交互に
  2. フレームリフティング
  3. スライスボールつき

 

シンプルですが最も重要といっても良い部分です。

 

簡単なボールつきを例にあげましたが大切なことはコンチネンタルグリップで握ることとボールを実際に触るという二点です。

 

この握り方でのボールコントロール力が上がることが一番の近道です。

 

1度にたくさんやるよりも日をわけてコツコツやるほうが効果的です。

 

壁打ちボレー

壁打ちでボレーをするのも効果的です。

 

壁打ちの場合は構える時間などが取りにくいので打点の練習だったりミート力を上げる意識で行います。

 

ボレーはタッチのショットなので激しくならずにゆっくりたくさんの回数をこなすのがお勧めです。

 

壁に打ち返ってきたボールを1度トラップ(ラケットキャッチ)しまたボレーすると難易度が上がるので慣れてきたらやってみましょう。

 

初心者向けダブルスでのボレーの考え方

ダブルスでのボレーヤーポジションの基礎・基本はたくさんありますが今回は[初心者]の方がより楽しくプレーするための考え方について解説していきます。

  1. ポジションは前後左右場合によって動かすことが必要
  2. 全てのボールを狙わない
  3. ストレートケアばかりの保守的プレーにならない

 

この3つのうち1つずつでいいので意識していくとボールに触れる回数がグッッと向上します。

 

✅ポジションは前後左右場合によって動かすことが必要

 

初心者のうちはどこに立っていいか何をしていいか分からない故にスタートポジションにずっといがちです。

 

ボールが色んなところに移動する以上自分もそれに対応できる位置に移動することが大切なのですが、特に前後の動きはなにかしら行っていきたいです。

 

基準は相手の打つボールが

『取れないかも近かったり速かったりして恐いな』と感じれば後ろに

『遅いかったり遠くにいたりして取れそうだな』と感じれば前に移動しましょう。

 

テクニック的な話を言えばこれが完璧とは言えないですが、ボレーが未完成なうちは無理なポジションでプレーせずに下がるという判断を取っても良いのです。

ここだと思える瞬間が来たときに前に入っていければ文句なしですね。

 

全てのボールを狙わない

相手プレーヤーは基本的にボレーに引っ掛からないようにコントロールをしてくるぱずです。

 

なので全てのボールがチャンスのあるボールではなく、

  • 相手のコントロールミスによるチャンス
  • こちらがリスクを背負った上ででるポーチ
  • 相手のストレートアタック

この3つが前衛にいる自分の仕事です。

 

相手をよく観察し苦しそうであればボレーの準備をしたり、力強く構えていればストレートケアをしたりとその次のシチュエーションをイメージするかとが大切です。

 

ストレートケアだけの置物にならない

ストレートを抜かれると自分の責任だからとストレートだけを徹底して守る方がいますがこれは間違いです。

 

前衛の守備範囲はストレートと甘く入ってくるセンターの2つです。

 

センターを放置するということはペアの方にコートの2/3近くを1人で走らせることに等しいです。

 

ちなみにストレートアタックは

  • ネットの高い部分を通さなければならない
  • クロスに比べて距離が短い
  • ボレーに引っ掛かればピンチになるからある程度低さや速さが必要

気安く打てるコースではないはずです。

 

よって本来重きを置くべきコースはセンターのはずです。

 

極論ストレートは抜かれるまで気にしなくても良い
ストレートに関しては抜かれてから考えれば良い+抜かれたことが経験となり守るタイミングが掴めてきます。
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テニスギア好きがいきすぎて使用感を記録しています! ガットを中心にまとめていますがラケットやその他のものも使う機会があれば記事にしていきます!