- この記事のポイント
- 大人数でも質を落とさない練習の工夫
- メニュー編成例
- 人数が多い練習のメリット・デメリット
サークルや部活など大人数で練習をする際にあまり打てずにだらだらとした時間を過ごしてしまった経験が一度はあると思います。
今回はそんな大人数でも質と運動量を確保するためのメニューを解説していきます。
・部活での練習メニューに困っている ・大人数でも効率の良い練習をしたい ・練習するときに何に気を付けたらいいのか こういった疑問に答えます。 結論から言うと部活生の練習メニューで最も重視す[…]
大人数でも質を落とさない練習の工夫
- サーキット練習
- ラリー練習(固定式)
- 球出し練習
上記の3つを目的別に紹介していきます。
サーキット練習
複数のメニューをローテーションしながらこなしていく練習方法です。
ラリー練習⇒トレーニング⇒ボール拾い⇒ラリー練習
といった形でループしながら常に動くことで無駄な時間を削る練習方法です。
主に部活やスクールなどの練習で採用されることが多いです。
ラリー練習(固定式)
ラリー練習は人数が多いと待ち時間が長くなり運動量が下がりがちです。
1面8人いた場合に普通は半面に4人ずつ入りますが、半面を2人、反対を6人にし片方だけを固定にします。
固定サイドは◯分終わったら誰かと交代といった形で1人1人が連続してプレーする時間をつくると運動量が確保しやすいです。
球出し練習(基礎練習)
球出し練習の良いところは決まったシチュエーションを繰り返し練習できる部分です。
特に高負荷のフットワーク練習などはインターバルが必要なので大人数でやる際だとインターバル中に他のプレイヤーが練習すると言った形で無駄時間を更に減らせます。
シンプルな振り回し練習なんかでもかなり効率的にすることができます。
3人チームで一人6球交代を5セットずつ×3チームなんかでやれば計9人いても練習強度を簡単に上げることができます。
メニュー編成例
- ウォーミングアップ
- 3列ラリー
- 固定式ボレー対ストローク
- 球出しからのチャンピオンゲーム
- ダブルス
全体的にボールを触る時間を多く確保するメニューを採用しています。
球出しからのチャンピオンゲームではシングルス形式で行い、チャレンジャーサイドから球出し後ポイントを行います。
人数が多いことのメリット・デメリット
人が多いことはデメリットばかりに思われがちですがメリットもあります。
メリット
- 色んな人の球を受けることができる
- 高負荷の練習を行いやすい
- 球出し系のメニューのコスパが良くなる
デメリット
- 球数が減りやすい
- ゲーム形式の時間を取りづらい
- 連続したポイントがしにくいので緊張感が薄い
最大のデメリットはポイントが連続で行えないことです。
緊張感が薄れてしまいポイントへの集中力も落ちますし、駆け引きの要素が薄くなります。
大人数の練習に向けての準備
- ボールカゴ
- たくさんのボール
- キャスター
- マーカー等
- 複数のコート
人数が多い以上準備はしておいた方が円滑に練習がしやすいです。
特にボールの数が少ないと質やペースがだだ下がりするので必ず準備をしましょう。
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まとめ
大人数の練習をやる上で意識しておくのはコートを使ってる時間を最大限有効にすること、です。
- 球拾いの時間
- 休憩の時間
- 待ち時間
この3つをどうやって削っていくかがポイントです。
待ってる時間=球拾い=休憩という図式にしてしまえばかなり効率的にプレーできるはずです。