テニスにおけるグリップテープの役割は重要で直接手に触れる部分なので自分にあったものを使うことでベストなパフォーマンスを発揮できます。
逆に自分にあっていないものを選んでしまっている場合は長く使えなかったりグリップ力がうまく発揮できないことがあります。
今回は筆者が実際に試してきた様々なタイプのグリップをレビューをまとめつつ紹介していこうと思います。
グリップテープの種類について
そもそもグリップテープにはどんな種類があって何が違うのか?
まず基本的な種類をまとめると
- ウェットタイプ
- セミウェットタイプ
- ドライタイプ
- セミドライタイプ
おおよそ上記の4つに別れます。
主要になるグリップはどこのメーカーもウェットタイプになります。スクールの試打などに巻かれているのもこのタイプが多いです。
ウェット系はしっとり・もっちりした感触が特徴的で手に吸い付くようなグリップ力があります。
ドライ系はパサパサとした乾いた感触が特徴的で吸水性に優れており、汗をかいた状態でのグリップ力が強くなるように作られています。
ウェットタイプのグリップ
BOWBRAND
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ボウブランドはウェットタイプのグリップの中では特に人気が高く、しっとりとしたグリップ力に加えて高耐久なのが魅力です。
ウェットながら他メーカーよりも良い時間が長く続く印象を受けました。
しっとり感 | 3.5 |
性能持続性 | 4.0 |
耐久性 | 4.5 |
コスパ | 3.5 |
総合 | 4.5 |
Willson プロオーバーグリップ
プロでも人気が高いということでこちらも大人気のプロオーバーグリップです。
やや厚みのあるタイプのグリップで巻終わりがはじめからカットされているのが特徴です。
他のグリップより弾力があるせいか巻くのがやや難しい
しっとり感 | 3.0 |
性能持続性 | 3.0 |
耐久性 | 2.5 |
コスパ | 3.0 |
総合 | 3.0 |
このグリップは製品の個体差が気になるので評価低めです。
セミウェットタイプ
Prince PHANTOM
ウェットタイプほどのもっちり感やしっとり感はありませんが、使い始めから終わりまで使用感の変化が少ないことが魅力です。
ドライが好きだけど耐久性が気になるという方向けのグリップ力と耐久性の両立ができている競技向けグリップです。
Princeから新発売したグリップですが想像以上に使いやすいから一回は試してみるべき
しっとり感 | 3.0 |
性能持続性 | 4.0 |
耐久性 | 4.0 |
コスパ | 5.0 |
総合 | 4.5 |
ドライ・セミドライタイプ
トーナグリップ
ドライといえばトーナグリップ一択というくらい高品質なグリップです。
夏場の試合など手汗で滑ってしまうのをしっかりとグリップしてくれる性能が非常に魅力的です。
パサパサ感 | 5.0 |
滑りにくさ | 3.5 |
耐久性 | 1.5 |
コスパ | 3.5 |
総合 | 5.0 |
耐久性が著しく低いにも関わらずまた使いたくなってしまうくらい使いやすい最高のグリップです。